コミックマーケット81に参加した宣伝と、あるいはその感想

"京都大学熊野寮"というサークル名で参加してきました。

出した物は熊野寮写真集(500円)とゲバ文字ステッカー・マグネット(100~500円)です。

その様子。

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熊野寮写真集はその名の通りの物です。A4フルカラー36ページという威圧感ある同人誌です。誤植があったり黒カラーが統一されてなかったり英語が意味不明だったり日本語が豆腐だったりと内容の完成度の低さは否めませんが、外見はかなり"まとも"な出来となっております。所謂"雰囲気本"ってな奴です。

ゲバ文字ステッカーは、これもまたその名の通りの物です。ゲバ文字を書ける人材も熊野寮内でも現在1人。ロストテクノロジーになる前に残そうという動機で作成しました。タイポグラフィーとして興味を持った方もいらっしゃって、何枚か買ってくれました。ありがたきや。しかしものすごい威圧感だ。

ところで、このサークルまるで公式のようですが、実は非公式です。いちいちこんなこと言わないといけないのは政治が悪いのです。ただ、この程度の政治で済んだことは喜ばしいことで、とある人の政治力の高さに依るものです。多謝。

開幕30分で2冊売れたぜフォフォーイマルフォーイ、と思ったら、その後も怒濤のように売れ、13:30頃に完売しました。40冊刷って、事前に身内へ3冊売り、当日隣合ったサークルに1冊ずつあげて、最後の1冊を見本にとっておいたので、計34冊を3時間で完売するという、初参加にしては出来過ぎな結果でした。

感謝です。

完売後は、「あとでこのメールアドレスに連絡を頂ければ送付します…。ほんまにすんません…。」というあり得ない方向性で売り始めたにもかかわらず、さらに4冊受注しました。増刷確定です。作った本人達の分も、後で身内に配る分も無くなりました。

コミックマーケットというものは祝祭空間だと思っていたのですが、それは企業ブースと一部の壁際サークル群だけの話なのではないか、と思いました。島々ではやはり隣同士のサークルで無駄話をしたり、参加登録のしかたを教えてもらったり(感謝々々)、値札シールもらったり(もはや申し訳ないとしか)、本を交換したりと、交流が盛んです。本来はそういうものだった、昔は良かったという話は聞き飽きました。だから何だ、と言いたい。ちゃんと、彼らの言う"昔"は残っているじゃないか。残っていることに自信が無いのか。まさか、残っていないとでも言うつもりか。罪を原罪のようにばらまくのは良くない。僕らも何年か前には「お客様気分」だったと思う。でも今は参加する側に立った。サークルチケットの転売価格が維持されているうちが華でしょう。勝手にさせておけばよろしい。誰も困らない。それで困るのは罪の宣伝をする誰かだ。それはもしかしたら、運営側にもいるかもしれない。

コミュ障こじらせて、もはや僕はコミュ障ではないんじゃないかと思い始めた僕ですが、隣のサークルの人たちはとても親切で交流できて良かったです。楽しかった。作って売るのも結構楽しい。お前らもやってみろ。色々と捗るぞ。

自分で本を作って分かったのだが、利益率はかなり低く、かつ対労力コスパが悪く、つまり本は高い。ハードカバー単行本って普通1200円ぐらいだと思いますが、あれでも結構頑張ってる値段だと思う。実際はちょっと高いなぁと思ってしまうが、あれ以上下げると、たぶん流通過程上の誰かがしわ寄せを食らう。ちなみに僕は、今回の経験で、若干印刷屋さんの肩を持ち気味になりました。彼らは厳しい条件でとても良い仕事をしてくれる。書籍の流通を支えているのは彼らなのではないか。

次はゲームを作るという案が浮上中。

ちなみに多めに増刷するので興味の出たかたは連絡下さい。何とかします。